天野 暢子 
 天野 暢子
 (nobukoamano)

【第2回】“見せる”ロゴが営業してくれる

このエントリーをはてなブックマークに追加

 

デザイン次第で印象が全く違う

 

前回は起業前に屋号や肩書を決めるというお話をしました。周囲に相談して屋号が決まった、肩書も決めた…。次は、その名を世に知らしめていく必要があります。すばらしい屋号も4畳半の押し入れにしまってあったのでは誰も気づいてくれません。名刺、封筒、ホームページなどで見せていきましょう。

 

 

常に見た目の重要性を考えてきた私が独立するときは“何はなくともまずロゴを整備しよう”と思いました。ロゴとは社名や商品名をデザイン化したものです。

 

2006年当時、知り合いのデザイナーの中から一番信頼できる田中卓也さんという方に「社名のロゴとマークを考えて。3案出してもらったらその中で決める。費用は5万円ポッキリ」と依頼しました。そこで出してもらった中から決めたのが以下のデザインです。いかがでしょうか?ボールペンで書いた「イー・プレゼン」やパソコンで「イー・プレゼン」と入力した文字とは印象が全く違いますね。

 

たまたまですが、その後「iPod、「iPad」、「iPhone」など、アップル社の製品群が大ヒットし、2文字目の「P」が大文字になっているネーミングとロゴが時流になりました。

 

「今はまだ会社にしてないけど、ゆくゆくは会社にしたときのことを考えてマエに株式会社をつけたものも考えて」ともお願いしました。事業が大きくなったからといって、ロゴはその都度変えるようなものではありません。事業が大きくなっても使えるものを考えておく…いや、事業を大きくすることを見据えて最初にロゴを整えておくべきなのです。

 

色がつけばさらに別印象


デザインはモノクロとカラーの2種類が必要です。印刷は1色~4色で値段がかなり違ってきます。通常は4色のものを使いますが、封筒印刷など予算面で1色しか使えないときはモノクロのロゴを使います。デザインを追加でお願いしていてはその都度費用がかかりますから、最初に一式で依頼すればコストがかかりません。

 

私はオレンジ色が好きなので「オレンジを基本に、必要ならビタミンカラーをサブで使って」というリクエストを出して、以下のようなものができあがってきました。随分立派な会社に見えてきたから不思議です。

 

 

 

自分でロゴを作ってみよう


ロゴ制作費5万円が安いか高いか。広告会社に依頼したらひとケタ、ふたケタ高くなってきます。それでも友人にデザイン代を払ったのは、「友だちなんだからちょっとなんか作ってよ」ではテキトウなものしかできてこないと考えたからです。プロには対価を支払うべきでしょう。

 

けれども、本当に予算がないというときは、ご自身でそれらしき物を作って使っていけばいいのです。パソコンのテキストボックスに文字を入力したもの、図形描画ツールの○△□を使って、大きさを変えたり、色をつけたりすることで、ロゴのように見せることができます。

 

私は実際にロゴを持たないクライアントの企画書にこういったロゴふうの文字をデザインしてヘッダーなどに入れて制作することもあります。ロゴをお持ちでない方はぜひお試しください。

 このエントリーをはてなブックマークに追加
                       
< このカテゴリの前の記事
    
HOME│      このカテゴリの次の記事 >