天野 暢子 
 天野 暢子
 (nobukoamano)

【第3回】“色”で思い出される人になる

このエントリーをはてなブックマークに追加

アナタの“自分カラー”はありますか?


皆さんの会社にコーポレートカラーはありますか?

コーポレートカラーとはマクドナルドが赤と黄、吉野家がオレンジと白と黒という

会社のテーマカラー、イメージカラーのことです。

大企業であれば看板や制服、ロゴにして名刺や封筒に入れて使いますので、

その運用には莫大な費用がかかります。けれども、個人でもイメージカラーは

持つことができます。

 

私がそれを意識したのは、自ら「モモレンジャー」と名乗る、「momo★LABO」と

いうサロンを経営する(当時)友人の存在でした。

とにかく彼女は身につけるものすべてがピンク色。パーティーやおけいこの会場として
貸し出されるスペースもすべてピンクで統一されていました。

町でピンクの雑貨やピンク色の物を見るたび「これモモちゃんに買ってあげようかな」と考えたり、「モモちゃんどうしているのかな」と思い浮かべたりするようになりました。彼女のことを思い出すたび「そうだ、私もこうやって色で思い出してもらえばいいんだ」と気づいたのです。

 

 

色で仕事が舞い込む


そこで私はもともと好きだったオレンジ色を使うことにしました。

前回ご紹介した「イー・プレゼン」のロゴもオレンジを使うようお願いしました。

ロゴは最初ピンクで作ったのに途中からやっぱりオレンジに変えるというわけには
いかないので、起業される方は最初に考えるべきことです。

 

 

 

大企業のCI(コーポレート・アイデンティティ)では、“赤は赤でも、この赤しか

使ってはならない”とか“赤色社名文字の周囲には、色を使ってはいけない”などの
運用ルールがありますが、個人にはそこまで厳しい約束ごとはありません。

まずは好きな色1色を決めて使っていきます。

 

私の場合は、名刺のほか、財布や名刺入れ、ペンケースの小物などから

始めました。自己紹介でも「オレンジ色が好きです」「オレンジャーです」と
名乗るようにしました。

すると、どうでしょうか?

当初の思惑通り、周囲の方が「オレンジ色の○○があったから買っておいた」と
プレゼントしてくださったり、「オレンジ色を見て、天野さんのことを思い出した
んだけど、今度こういう仕事をお願いできるかな」などと声をかけていただいたり

するようになりました。

 

 

 

プレゼンテーションでは厳正な審査をするために、“資料に社名(提案者名)

入れてはいけない”という条件のもと、コンペ(複数社参加の競合入札)に

参加することがあります。

そういう時も、コーポレートカラーをベースに資料を作って提出すると、

面識のある方からは「あの案は天野さんの会社だと思った」と言っていただいた
ことがあります。社名を出さなくても“色で選ばれる”ようになるのです。

 

 

誰にでもできるカラーブランディング


イメージカラーを使うと言っても、名刺にラインを1本引くだけでいいですし、

資料に蛍光ペンで下線を引くときにその色を使うだけでも立派なブランディングです。
携帯電話やスマホの色、ストラップの色を揃えるだけでもいいでしょう。

専門家に言わせれば、その人に似合う色や占いで吉と出る色などあるのでしょうが、
他人に決められた気に入らない色よりは、アナタが好きな色を使うべきです。

 

ポイントは

①起業前に決める

②使い続ける

③常に見せて伝える

です。

 

これまで自分カラーを持っていなかった方は、ぜひ今日から試してみてください。


 このエントリーをはてなブックマークに追加
                       
< このカテゴリの前の記事
    
HOME│      このカテゴリの次の記事 >