天野 暢子 
 天野 暢子
 (nobukoamano)

【第5回】プレゼン資料ってどんなもの?

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「人に見せるもの」と「自分が使うもの」

 

私が「プレゼンテーションの仕事をしている」というと、多くの方が「プレゼン資料

を作るのが苦手で…。今度教えてください」などと言われます。

 

ですが、「いや、ちょっと待ってください。あなたがプレゼン資料と言われるのは

どんなものを指してますか?」と聞き返したくなります。おそらく大半の方が

イメージされるのはPowerPointで作ったスライドとそれを印刷した企画書風の

プリントでしょう。

 

これらは大枠で考えると「人に見せるもの」です。ところが、人に見せない

プレゼン資料もあります。プレゼンを成功させるための「自分が使うもの」です。

 

 

見せるプレゼン資料は最低3種類

 

まず、「見せる」ほうの資料ですが、

①一斉に大勢の人に見せる「スライド」

②個別に渡す「配付資料」

(この2つはプレゼンターが口頭説明できるときに登場します)

③資料だけで判断される「企画書」

(これは印刷物が一人歩きします)

などがあります。

 

おそらく、この3つは皆さんがプレゼン資料と考えているものでしょう。

 

プレゼン資料は企画書だけじゃない


そのほか、説明内容を板に貼ったプレゼンボードや壁に貼る模造紙なども

ありますし、最近ではiPadなどの画面で紹介するコンテンツも「見せる」ものに

あたります。これらは作り方のノウハウ本やテンプレート集などがたくさん

市販されているのはご存じの通りです。

 

 

ほとんど準備する人がいない「台本」

 

ところが、多くの人が考えてみたこともないのが「自分が使うもの(資料)」です。

全体の時間をどのように使うかを示した「進行表」や話す内容を記した「台本」
などです。

 

PowerPointには、スライドごとに備考欄が表示される「ノート」という機能が

ありますが、そのスペースに声に出して説明すべき言葉を一字一句入力しても、

それは台本とは呼びません。棒読みプレゼンの素をつくるだけです。

人に見せるものではないので、自分さえわかればいい。作り方は自由なのです。

 

 

では、自分だけのためにどんな進行表や台本を作ればいいのでしょうか?

次回は、情報を正確に伝えるためにテレビで使われている手法をご紹介します。

 

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