長北 健嗣 
 長北 健嗣
 (kenjinagakita)

【第5回】自分棚卸しで、簡単プロフィール作成

このエントリーをはてなブックマークに追加

 

こんにちは。コンセプトライターの長北です。

 

前回は、とっておきの「自分キャッチコピー・テンプレート」を使って、自分キャッチコピーを作りました。きっとアピール度満点のコピーが完成したはずです。今回はいよいよプロフィール本文の作成に取りかかりましょう。

 

今回作るプロフィールは、HPやブログ、Facebook、最近流行の2つ折名刺はもちろんのこと、3分間自己紹介などの台本としても使えますから、作っておくと便利ですよ。

 

 

まずは自分の棚卸しから

 

「自分キャッチコピー」が、相手に興味を持ってもらうためのきっかけ作り、いわゆる“つかみ”だとすれば、プロフィール本文はあなたという人がどんな人なのか、より深く興味を持ってもらうためのもの。平たく言えば、あなたをしっかりと覚えてもらうための文章です。

 

まずは履歴書作りから始めましょう。「え? 履歴書? 面倒くさいな」と思った方、ご安心を。履歴書と言っても、あなたに書いていただきたいのは、生まれた年から今日までの、自分史年表のようなものです。

 

就活に使うわけではないので、「19○△年□月×日、千葉県市川市に生まれる」、「〇〇年、市川市立〇〇小学校入学」という具合に、箇条書きで事実だけをサクサク書いていきます。「一身上の都合により退社」などという記述はもちろん要りません。

 

とはいえ、就活や転職活動をしたばかりの方ならともかく、入社○十年の方や、独立・創業して長い方は、思い出すのに苦労するかも(なにをかくそう、私がそうでした)。でも、一度この作業をやっておくと、後々、なにかと役に立ちます。自分の棚卸しだと思って、頑張ってやってみてください。

 

さて、箇条書きの自分史年表ができたら、今度はそれに肉付けをしていきましょう。年表を書きながら、過去のことをかなり思い出したはずです。もう一踏ん張りして、楽しかったこと、悲しかったこと、辛かったことなど、さらに詳しく過ぎ去った日々のことを書き出してみましょう。記憶がふつふつと甦り、思わず涙ぐんだりして…。おっと、本来の目的を忘れてはいけませんね。

 

どの程度書き出せばいいのかといえば、小学校時代、中高生時代、さらにその後の学生時代と社会人生活と、それぞれ印象的なエピソードを1つずつくらいでOKです。

 

例えば、「小学生の頃は、切手収集に情熱を注いでいた」とか、「中学時代は年上の従兄の影響で洋楽に目覚め、FM放送のエアチェックに夢中だった」、はたまた「大学生のときバイクが欲しくてバイト三昧。おかげで早々に留年が決定」、そして「ヨーロッパ出張でワインにハマる」など。あなたの人間性が分かるようなエピソードがいいでしょう。

 

転機となるエピソードはありますか?

 

さて、エピソードが出揃ったところで、ここからが本番です。あなたのこれまでの人生のなかで、いまの仕事、もしくはこれから進もうとしている道に通じるエピソード、きっかけとなった出来事はなんでしょう?

 

少年の命を救った父の姿を見て「私も医者になる!」と決意した梅ちゃん先生(観ている人いるかな?)のように、転機となるエピソードがあなたにもあるはずです。

 

そんなエピソードが思いつかないという方は、普通のエピソードを転機のエピソードに作り変えてしまいましょう。もちろん、ウソはいけませんが“脚色”はアリです。1のことを10に膨らませて語るのは誰でもやっていること。それでも難しいという方は、このテンプレートを使って考えてみましょう。

 

「(  )に出会ったことで(  )に目覚め、(  )の道に進む」


それぞれの(  )内に、あなたにとってのキーワードを入れるだけで、プロフィールの中のキモになる一文が出来上がります。たとえば、「ヨーロッパ出張中にシャトー・マルゴーに出会い、ワインの奥深さに目覚め、ソムリエの道に進む」といった具合に。

 

それでは、書き出したエピソードを並べて、プロフィールを整理してみましょう。

 

平均一(たいら・きんいち、仮名)のプロフィール

●1969年6月9日(ロックの日)生まれ。O型。ふたご座

●千葉県市川市出身。小学校時代は切手集めに熱中。「月に雁」と「見返り美人」を所有していたのが自慢。中学生のとき、年上の従兄の影響で洋楽に目覚める。

●1988年、J-POPバンド、The Alfeeの母校である明治学院大学に入学。バンドとバイクとバイトに熱中のあまり、1年留年。

●1992年、某大手百貨店に入社。店頭での接客、バックヤードでのマネージメントなどと経た後、バイヤーに。ヨーロッパ出張中にシャトー・マルゴーと出会い、ワイン奥深さに目覚め、ソムリエへの転身を決意。

●2009年、平均一事務所設立。ワインを中心とした食文化全般のコンサルティング業務とともに、後進の育成にも尽力している。

 

いかがでしょうか?

プロフィールは履歴書や職務経歴書とは違います。人となりが伝わり、覚えてもらってナンボ。でも、安心してください。あなたとまったく同じ経歴を歩んできた人は、あなたの他に誰もいません。ご自身の経歴を正直に、シンプルに、そして少しだけサービス精神を込めて記してください。重要なのは相手に覚えてもらうこと。あとは、あなたが熱意を込めて語るだけです。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

次回は、“代表挨拶”の簡単な作り方をご紹介します。今回のプロフィールを軸に進めますので、ぜひ作っておいてくださいね。ちなみに、私のプロフィールも来週までに更新する予定です。

 

では、また来週お会いしましょう!

 このエントリーをはてなブックマークに追加
                       
< このカテゴリの前の記事
    
HOME│      このカテゴリの次の記事 >