天野 暢子 
 天野 暢子
 (nobukoamano)

【第13回】不完全でも時間を守る

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約束破ると信用問題

 

私は最近知人を介して「ある入札で企画を通したいので、企画書を見てアドバイスをもらいたい」という依頼を受けていました。ところが、何日も前から督促や確認をしてもその資料が届く気配がありません。提出の前日になっても当日を迎えても届くことはありませんでした。

 

ずっとスタンバイしていた私の身にもなってください。途中で「誤字くらいならすぐに直せますが、20ページのものを10ページに集約するような直しはすぐにはできませんが、大丈夫ですか?」ともお伝えしていました。

 

この会社は結局入札に間に合ったのかどうか聞いていませんが、今度何か出してこられても私は見る気はありません。約束を破ったことで信用まで失うことになりました。

 

 

締め切り時間はどういう状態のものか?

 

今年4月26日の第10号で「プレゼン勝者は時間を守る人」というテーマのブ記事を書きましたが、それは「対面プレゼンは与えられた時間内で終わらせましょう」という趣旨でした。

 

プレゼンで「時間を守る」という場合、もう1つの意味があります。資料提出の締め切りを守ることです。締め切りに間に合わなければ、どんなに素晴らしい内容でも失格です。

 

ひとことで「6月14日必着」といっても、郵便の消印有効なのか、事務所に届いてないといけないのか。窓口に持参してもいいのか、それは何時まで大丈夫なのか。メールでもいいのか、その場合は何時までか…。確認すべきことはたくさんあります。

 

 

通過タイムを網羅したスケジューリング

 

これはプレゼンテーション資料の提出に限ったことではありません。就職の応募、入学試験手続き、コンテストへのエントリーなど、どんな提出も締め切りに間に合わなければ、失格なのです。苦労して書いた作文も、徹夜して準備した履歴書も水の泡になってしまいます。

 

何ごとも全力投球することは大切ですが、締め切りに間に合わない完璧なものより、時間内に提出できた不完全なもののほうに価値があります。

 

 

プレゼンと言われたらまず確認するのは日時です。その日時までに資料ができていればいいのではなく、発送や印刷、関係者への確認など、通過すべき時間をすべて網羅した逆算方式でスケジュールを立ててください。

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