榎本 あつし 
 榎本 あつし
 (atsushienomoto)

【第32回】複数資格って必要?

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今年も残り2ヶ月を過ぎましたね。

急に寒くなってきたようです。

私の事務所の周りでも、コートを着ている方が増えてきました。

 

 

さて、本日の話題は「複数資格って必要?」です。

 

これは開業前も開業後も、それととぞれ人によって意見が分かれ、

結論から言うと「人それぞれ」なのでしょうが、それじゃ何の道しるべにもなりませんね。正しいけど意味のない話です。

 

なので、私個人の主張。

 

「複数資格はいらない!」

 

と言い張ってみます。

なぜか。

 

それは、私が社会保険労務士資格一つしか持っていないからです。

(あとは、普通自動車運転免許だけです)

 

そんな私が資格は複数あった方がいいよ、といったところで「お前そもそも持ってないじゃん」と突っ込まれるだけなので、なぜ自分は一つの資格でやっているのか、なぜ一つだけでいいと主張できるのかを、これからお伝えしていきますね。

 

 

まず一つ目です。

 

専門特化したところにしか、人は寄ってこない。

 

よく言われることですが、大手商社でもない限り「何でもできます」には、

人は寄ってきません。

「とんこつラーメン、しかもつけ麺を極めた専門店です!」というお店と、

「ラーメン(しょうゆ、みそ、とんこつ)、カレー、そば、定食なんでもあります!」

というお店があったとしたら、

とんこつラーメンを食べたい人は、まず前者のお店を選びますよね。

 

 

そして、口コミなどでも「専門店」として取り上げられます。

あそこに「とんこつつけ麺の専門店があるよ!」というような感じで。

 

 

ネットなどで調べる人も、検索窓に「とんこつ つけ麺」と打ち込んで調べて、お店を見つけ、行ってみようかなとなるわけです。

 

 

今度は、旨いカレーが食べたい!という人がいたとしても、やはり「本格インドカレー専門店」とうたっているところに行き、そばが食べたい人もやはり「手打ちそば一筋」のお店を選ぶわけです。

 

 

もしかしたら、家族で食べたいものが異なるから何でもあった方が良い!という人たちを狙って、ということもありえなくもないですね。

でも、そんな人たちは大手資本のファミリーレストランに行ってしまいます。

名も知らない個人商店は、なかなか選ばれません。

 

結果、「誰にでも」のメニューを揃えたのに、誰も来てくれないお店になってしまうのですね。

 

 

第二に、一つの資格だけでも、扱う内容は十分すぎるほど多岐にわたります。

たとえば社会保険労務士なら、

・「就業規則の専門家」

・「労働問題の専門家」

・「評価制度の専門家」

・「研修の専門家」

・「年金の専門家」

・「助成金の専門家」

パっと思いつく限りでもこれだけ専門性があります。

 

 

さらにこれらに加え、「飲食業、介護業、製造業、建設業、流通業・・・」

など業界特化も含めると、本当にたくさんのパターンが出てくるわけです。

 

 

社会保険労務士という資格だけでも、「労務関連ならなんでもおまかせください」というところより、これらの専門性を出している人たちの方に、顧客は振り向きます。

実際に、周りで成功している仲間をみてもまさにそうなのです。

 

 

営業面で成功するためには、より深く、狭く、専門性を追求するという方向は間違いないところです。特に開業したてで、まだまだ知名度の低い段階なら。

で、あれば、複数の資格を持つということは、逆にマイナスのイメージになってしまうこともあります。結局何が得意なんだろう、何がしたいのだろう、ということに。

 

 

第三に、費用対効果の問題です。

いままで、専門特化の方が顧客に響くといっていましたが、それはそうなのですが、他の知識が全くない専門特化と、他の知識も豊富なうえでの専門特化では異なります。

 

 

その意味では、他の知識が豊富な方が良いことは間違いありません。

ただ、士業の独立系の資格は、それぞれ決して簡単ではなく、勉強時間の多くかかるものです。あった方が良いのは間違いないのですが、その効果と比べての費やすものが大きすぎるのですね。

 

 

実際は、業務を始めてから「これは必要だ」という資格を見出して、そちらに集中して知識を付ける方がはるかに効率よく、仕事に役立つでしょう。

 

 

と、いうわけで私の主張としては、資格は一つで十分。

その中でも専門特化して勝負しよう!です。

 

 

・・・これは本当です。
うまく行っている周りの仲間は、ある程度大きい規模になるまでは専門特化で突き進んでいますよ。

 

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

次回もお楽しみに!

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