天野 暢子 
 天野 暢子
 (nobukoamano)

【第27回】受かる学生

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面接までとたどりつけない就活生

 

今の大学3年は冬が就職活動です。早い企業、つまり超一流企業では昨年秋から採用イベントが始まって、最初の選考(WEB試験やネットエントリー)はすでに2012年12月中には合否が出てしまいました。

 

知り合いの女子学生も一流企業を受けて通過できませんでした。彼女くらいかわいらしくて優秀な学生が一次が突破できないとしたら、“一体どういう学生が受かるの?”と考え込んでしまいます。

 

実はその企業の人事部には知り合いが何人も在籍しているのですが、「どういう基準で採用しているの?」と聞いたところで、教えてもらえるわけはありません。

 

 

内定者に共通しているのは

 

そこで、その企業で働いている新入社員さんたちの顔を思い出してみました。入社3年目、入社2年目、入社1年目…「一流大学卒」以外、男性・女性とも皆さんに共通しているのは…

 

「気が利く」


その会社にはアルバイトや派遣社員などいろんな立場の方がいらっしゃいますが、正社員の新人さん=つまり何百倍かの難関を突破した人材に数多く接してみると、もれなく「気が利く」のです。私のように親ほど年が離れたおばさんがうれしくなるような言葉が自然に出るのです。

 

その一例として、入社1年目のMさん(男性)は、ある伝票を私に届けるのが毎日の仕事の一つでしたが、その際、一番の上の1枚に

「天野さん、本日もよろしくお願いします」と書いて置いていました。

 

わざわざ準備したわけではない、いつも使っている伝票にそんなメッセージを残してくれるのです。たったそれだけのことが私の心には響きました。

 

おそらく彼は「アマノさんを感動させてやろう」などと狙ってそんなことをしているわけではないと思います。もともと、いつでもそんな気配りのできる人物なのです。

 

彼の人柄がよくわかり、私にとっては最高のプレゼンテーションでした。

 

 

50円でできる自分プレゼン

 

このような例をもとに、就職活動をする学生さんに昨年末したアドバイスは…

 

「年賀状を書く」

 

「大学のゼミの先生、就職活動でお世話になったOB・OGの方、親戚のおじさん・おばさん、みんなに年賀状を書きなさい」と指示を出しました。

 

「今年はいよいよ就職活動です」という一文で

「じゃあ、この子にあの企業を紹介してやろうか」

「ご飯でも誘って、相談にのってやろうか」

という気持ちも起ころうというものでしょう。

 

ここまで教えてあげても、私に年賀状を書いてこなかった学生。

有名大学在学中でも、イケメンや美人でもないので、残念ながら内定獲得は厳しいと判断しました。

 

 

教えても出さない学生は大減点

 

これは新卒採用を目指す学生に限った話ではありません。転職を考える社会人も同じなのです。

 

年賀状が自分プレゼンの場だと考えたら、携帯で「アケオメ」とか、「今年もまた1枚も書かなかったよ、あはは」と笑っている場合ではありませんよね。

 

今年の年末はぜひ年賀状を書きましょう。

 

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