天野 暢子 
 天野 暢子
 (nobukoamano)

【第28回】動作確認

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全てが動作しないアクシデント


私はダンスをやっていますが、先日ある合同公演にチームで参加したときのことです。音源は本番数日前の下見日にCDで正副2枚を作って届けることになっていました。また、メンバー一人が参加できないため少し前に撮った映像DVDも届けることにしてもいました。

 

編集ができるのは地方に暮らすメンバーだけのため、完成したCDが我が家に届いたのはギリギリで、下見の前夜でした。無事事前に届いたのですっかり安心してしまいました。

 

いざ下見に出かけるという直前に「念のため確認してみるか…」とCDをプレーヤーに入れてみたら、なんと音が出ません。パソコンに入れても音が出ない。DVDも圧縮されていて解凍するのに10分もかかり、スタッフがすぐに見られる状態ではありませんでした。

 

最悪の事態にiPadで切り抜けた

 

“うちのパソコンはwindowsだから再生できないのかな?Macなら再生できるのかな?”と考えつつも、集合時間が近づいてきたので会場に向かいました。作ったメンバーも「ホールの機材なら鳴るはずだし、念のためwindows版も作ってきた」と話していたのですが…

 

結果的には準備したものすべてが動作しませんでした。こんなことは40年も踊ってきて初めてです。アクシデントには慣れているつもりの私でも相当動揺しました。せめて前夜のうちに自分で動作確認しておけば良かったと大反省です。

菓子折り持参でお詫びに行く事態に

 

私が遭遇した機器トラブル


慣れるほど私に起こるアクシデントはさまざまですが、プレゼンテーションに関して言えば…

 

・作り込んだPowerPointデータをUSBメモリに入れ、それを自宅に忘れた

・日光などのおかげで画面が白くて見えない

・客先のパソコンにデータを移したら、ほとんどが文字化けした

・普段はマウス操作なのに、準備してもらったパソコンにはマウスがついてなかった

・講演の演台付近の電源がすべて落ちた

・スクリーンに投影するプロジェクタのピントが合わない

・パソコンから電源までコードが足りない

 

等々です。

 

 

プロはこう切り抜ける


不可抗力のものもありますが、これらのトラブルを回避する方法がないわけではありません。

 

とにかく事前に自分の目で動作確認するしかないのです。失敗したくなければ、他人任せにせず自分で一つ一つチェックします。私が経験した類のトラブルであれば、「持ち物リスト」「チェックリスト」を作って確認すればたいがいのことは解決するでしょう。

 

そして、会場に早く着くことは大切です。早く着いて問題に気づけば、その場でデータを修正したり、備品を借りたり、買ったりすることもできますから。それでもテクニカルな問題が起こった場合に備えてPowerPointやプロジェクタに頼らぬプレゼンができるようにしておくことも重要です。

 

PowerPointが使われるようになったのは、せいぜいここ15年のことです。それ以前は誰もそんなツールは使っていなかったのですから、使わないプレゼンができないわけはありません。

 

ぜひスライドを使わないプレゼン力も身につけていきましょう。

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