天野 暢子 
 天野 暢子
 (nobukoamano)

【第30回】プレゼンの頂点

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大型プレゼン大会で1位に

 

 

1年3か月続いてきた連載もいよいよ最終回です。今回は先日参加してきた国内最大級のプレゼンテーションの祭典「横浜ビジネスグランプリ2013」の模様をご紹介しましょう。

 

このコンテストには知人の社会保険労務士、田邊雅子さんがエントリーされ、何次もの審査を経てファイナルに進出されたので私も応援に駆けつけました。実は最初のエントリーシートを出すときから相談を受け、二人でいろんな策を練ってきました。セミファイナルもファイナルもマンツーマンで特訓をして臨んだのです。

 

その結果は…、田邊さんはソーシャル部門で3人が残ったうちの1位の「優秀賞」を獲得されました。

 

林文子横浜市長から表彰

 

 

この大会は「アンダー22部門」、「ベンチャー部門」そして「ソーシャル部門」と3カテゴリーがありますが、そこに横浜市のみならず全国から354人が応募し、ファイナルには11人が進出しました。

 

 

 

 

プレゼン合戦の勝者

 

 

このイベントはプレゼンテーションを専門にしている私でも見たことがないような大掛かりな大会で、NHKで放送されている「スーパープレゼンテーション」のような、いわばプレゼン合戦でした。

 

正確なタイムキーピングのためにプレゼンター用にタイマーが投影される大きなスクリーンが用意され、映画館のようなスクリーンにパワーポイントのスライドを映します。審査員が6人で司会者も2人体制です。

 

6分の持ち時間をカウントダウンする画面

 

 

参加者もロリータファッショに身を包んだ女子高校生や、オペラ歌手に歌わせた女性実業家、お笑いの要素を取り入れた国際的起業家など多彩な方々でした。

 

そこで1位になった人は…田邊さんしかり、ベンチャー部門の女性社長しかり、意外にもペラペラしゃべりまくる人ではありませんでした。むしろ、おっとり型というか、静かな語り口の人なのです。

 

 

審査基準を知って勝つ!

 

 

昨年までのファイナリストを見ても皆さん、スライドや演出に凝り、俳優か芸人のようにしゃべりもうまい。でもこの大会はビジネスコンテストです。大会の公式サイトにも経営者能力、競争優位性等が審査基準だと明記してありました。

 

観覧客が直接投票する賞もある

 

 

プレゼンは“歩き回らなければ”、“笑いを取らなければ”と焦る方は「スーパープレゼンテーション」やスティーブ・ジョブスの動画の見すぎではないでしょうか?

 

アメリカと日本では国民性が違います。しかも、1社の製品をPRする場合とビジネスプランで競い合うような場面ではプレゼンテーション手法が異なるのは当然のことです。

 

今回のコンテストのような場合は、実現可能性や収益の予測を数字で見せて相手を説得します。また、トップの堅実かつ誠実な人柄が伝わればいいのです。

 

皆さんがプレゼンテーションで手に入れたい結果、ゴールは何でしょうか?それを決定してくれる方はどんな方でしょうか?それをよくよく考えて行動する、つまり戦術を練れば、欲しい結果は手に入るようになるはずです。

 

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