岡崎哲也 
 岡崎哲也
 (tetsuyaokazaki)

人間関係を変える1%の習慣

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第14回

20代の若い頃、食事中、無意識にひじをついてしまう事があり、人から注意されて「ムッ」とすることがありました。自分の為に言ってくれているのは分かっていても、素直に聞き入れる事ができなかったんですね。

 あなたはそのような経験はないですか?

 約3年前、私が上京したてで知り合いがほとんどいなかった頃、あることを意識し始めたことで、人とのご縁が広がっていった切っかけがあるんです。それはようやく仲良くなり始めた友達数人とオープンカフェに行った時のことでした。

 その中の1人の女性がマナー講師の先生と知って、私は少し引いたんですね。マナーの指摘をされるんじゃないかと(汗)。なぜなら今まで難しいマナーはあまり意識してこなかったからでした。ですが10分後、それは完全な間違いだったと思い知らされます。

そのマナーの先生は、私たちにこんな質問をされたんですね。

「例えばレストランに行った時、一緒に食事している相手がナプキンを落としたら、あなただったらどうしますか?」

私は「落ちましたよ」と相手に伝えるか、拾ってあげてお店の人に言って、新しいものを持ってきてもらうと答えました。

すると、究極のマナー人は、違うそうなのです。どんなことをするかというと、『自分のナプキンもさりげなく落としてお店の人に一緒に新しいものを持ってきてもらう』そうなのです。

その理由は、大切な人に恥をかかせないために。それを聞き、私はカッと目を見開きました。相手が気付いていない小さな失敗を見付けた時、自分もさりげなく失敗して一緒に笑って、その場をやり過ごせる器を私は持っているだろうか?


あるいは、私が気付いていない失敗を誰かがさりげなく同じように失敗してくれて、笑ってその場をやり過ごしてくれた人がもしかしたら今までいたかもしれない。それに気付けていただろうか?

もしも誰かからそんな愛情や思いやりに気付けていなかったとしたら、何ということだろう。いろいろな場面とその人たちの顔が思い出されると同時に何とも言えない気持ちが込み上げてきたんですね。これはマナーというよりも、『生き方そのもの』だと感じたからです。

 「あなたを大切にしています」

 どんなにあなたがそう思っていても直接的表現よりも間接的表現の方が、相手の心に深く伝わる場合があるんですね。相手のことを本当に大切に思っていたら自然と湧き上がる感情を見えるカタチにした行動。マナーとは、儀礼的な所作を超えた「思いやりの心」だったんですね。そう感じた後、些細なことに気を配るようになっていきました。

 特に、人からの思いやりに意識を向け始め、ちょっとした集まりで乾杯やシメの音頭を頼まれたり、人を紹介されたり、ちょっとしたお土産の心配りなどなど、本当にありがたいと感じるようになったんですね。そして、嬉しい紹介のされ方など、自分がされて嬉しかった事を自分のできる範囲で行動していったのです。すると知り合いのいなかった環境でしたが人間関係をスピーディーに作っていくことにつながっていきました。

 もしあなたがそんな「おもいやりの心」を学び、日々の行動を1%でも変えてみたら人間関係はどのように変わっていくでしょうか?

 あなたができそうなことを教えてくださいね。

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