天野 暢子 
 天野 暢子
 (nobukoamano)

プレゼン・コンシェルジュの「伝え方教室」【第3回】数百万円トクする相談

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こんにちは、プレゼン・コンシェルジュの天野暢子です。
先日、私は地元の「事業とくらしの無料相談会」に参加してきました。その時にもらったプリントがあまりに素晴らしかったので、今回はそれを皆さんにご紹介しましょう。

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士業の先生のアドバイスが無料!!

■センセイから適確なアドバイスを受けるには
今どき信じられないかもしれませんが、このイベントは町内の回覧板に告知のチラシが入っていて知りました。

「北区の共催と9つの士業 事業とくらしの無料相談会」

ここでは弁護士、税理士、行政書士などの9つの士業の先生方が待機していて、相談内容によって最適な分野の先生からのアドバイスがもらえるとか。普通、士業の先生に相談すると30分5,000円のところが、無料というのも魅力です。

私は自宅のリフォームやローン返済と、個人事業の青色申告について相談するつもりでした。銀行やファイナンシャルプランナー(FP)と呼ばれる人に相談すべき内容なのでしょうが、銀行など先方の都合よく誘導されそうだし、FPはどこに行けば会えるのか分かりませんので、このイベントに行くことにしました。

会場に着くと、相談内容のアンケートとともに「上手な相談の受け方」というプリントを渡されました。相談は予約制で、1世帯30分と決められていますが、おそらく話が行ったり来たりして時間オーバーしてしまう方が多いのでしょう。まずは時間配分が示されていました。

①    最初の10分で相談したいポイントを相談員に伝える
②    次の10分で相談員が質問をしながら問題点を深める
③    最後の10分で解決のためのアドバイスを受ける

小学校の作文で習った「起承転結」のようですね。皆さんが“相談は30分で…”と言われて、ここまで組み立てて出かけることはあったでしょうか?

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永久保存したい「上手な相談の受け方」


■最初の10分で、上手に説明するために
次に、説明の段取りも3段階で示されていました。

①    質問は最初にひと言で言えるようにする(複数ある時は優先順位をつける)
②    事実経過は時系列に沿って話せるよう整理する
③    関係する書類は最初に全部机の上に出し、事実経過の説明で示す

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相談にも「お作法」があった

皆さんも仕事やプライベートで弁護士、税理士などの方に相談に行かれたことがあるでしょうし、もっといえば占い師に見てもらうこともあるでしょう。その際、こんなことを考えて出かけたことなどありませんよね。

私も考えていなかった人間の一人ですが、プリントを受け取ってから待ち時間が少しあったので、大急ぎで相談内容を組み立て、持参した資料も読みやすいように並べ替えました。

■相談上手は何百万円もトクできる
こうして、私としても人生初の3部構成の相談が始まりました。ちなみに、担当は女性のベテラン税理士さんと男性の若手中小企業診断士さんでした。確かにこのように準備して相談すると、二人がかりで次から次によいアドバイスをくださいます。30分の持ち時間は足りないどころか、余るほどでした。

最近、社労士さんに相談して100万~200万円相当得するアドバイスをいただいたこともありますが、住宅に関するアドバイスは数百万円~数千万円単位の差が出てきます。

“こんなお得情報、タダで教えてもらっていいんですか?”。

つまり、何百万円分も得をしたかったら、相談時に自分が情報整理して適確なプレゼンテーションをしなさいということですね。

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