菅原茂夫 
 菅原茂夫
 (shigeosugawara)

英動詞で鍛える起業力【第4回】admire:に感心する;を賞賛する

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こんにちは。年中夢求の税理士・中小企業診断士の菅原です。

私は「年中夢求」をモットーとして、これからビジネスを始めたい!という方向けに起業支援や資金調達支援を行っています。特にスタートアップ時の資金調達支援ということで、日本政策金融公庫からの資金調達に特化し、これまで数百人の方の資金調達支援を行ってきました。

このブログでは、起業時に日本政策金融公庫から短期間かつ高い確率で資金調達できるようなさまざまなノウハウだけでなく、私が税理士・中小企業診断士として数多くの中小企業経営者とお話をさせて頂いた中から、経営者を目指す皆さんに知っておいて頂きたいことを毎回、一つの英動詞をキーワードとして、お伝えしていきたいと思っています。


第4回目はadmireです。

admireとは「感心する、賞賛する」という意味に訳されます。

組織の中にいると、とかく他人の意見に対して「いや、それは~」「無理だ」などと否定的な意見を言う人もいます。人の意見に反対することほどリスクがなく、楽なことはありません。

それと、「っていうか~」なんて言葉も同じです。女子高生あたりが良く使う言葉のように思われがちですが、案外、いい大人になっても使っている人だっています。この「っていうか~」という言葉、相手の言葉を否定したり、言い直したりするときに使われるのが本当なのでしょうが、

これってAだよね?

っていうか、Aじゃね?

なんて、否定とも言い直しとも言えない不思議な使われ方をされたりします。クライアントや仲間内で打合せしている時にこの言葉を使われると、途端に話す気が失せてしまいます。そんな気分になってしまうのは私だけでしょうか?

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閑話休題。

admireの名詞形はadmirerといい、崇拝者・ファンと訳されます。起業して成功するためには「いかにして自分のファンを作り上げるか」ということが求められます。「80%の敵を作っても、20%のファンを獲得する」ことの重要さについては第2回「attain」の回でお話しましたので、ここでは割愛します。

過剰に褒められる場合は別として、人間、褒められて悪い気分になるということは少ないでしょう。自分自身が他人から感心され、賞賛を浴びるには、どうしたらよいでしょうか? 答えは一つではありません。私だったら、まず、「他人の意見・行動に素直に感心する・賞賛する」ということをオススメします。

他人の意見・行動に素直に感心する・賞賛するということに関連して「幇間(ほうかん)」という言葉があります。

幇間とは宴席やお座敷などの酒席において主や客の機嫌をとり、自ら芸を見せ、さらに芸者・舞妓を助けて場を盛り上げる職業をいい、歴史的には男性の職業とされてきました。幇間という言葉よりも「太鼓持ち」と言い換えた方がピンとくるかもしれません。

太鼓持ちはあくまで俗称で、幇間が正式名称ですが、この幇間という言葉、「幇」は助けるという意味で、「間」は人と人の間、すなわち人間関係を表しています。この二つの言葉が合わさって、人間関係を助けるという意味となります。宴会の席で接待する側とされる側の間、客同士や客と芸者の間、雰囲気が途切れた時楽しく盛り上げるために繋いでいく遊びの助っ人役が、幇間すなわち太鼓持ちなのです。

行きたくない酒宴に顔を出し、飲みたくもない酒を飲まなければならない時だってあるでしょう。「飲みニケーション」なんて言葉がありますが、そんな酒宴の席からビジネスに繋がることだってあるのです。ですので、そういった酒宴の席では決して嫌そうな顔をせず、盛り上げ役に徹してみるというのも良いかもしれません。

無条件に「いいですね」なんて言っていると逆に無責任な人と思われるかもしれません。無条件ではなく、クライアント・同僚・部下などの意見を否定的に捉えず、素直に耳を傾け、共感するものがあれば感心・賞賛する姿勢を身に着けることが必要です。

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