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 (ChoroSensei)

チョロ先生のお役立ちコラム【第4回】戦略的グズ克服術(前編)

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長老先生じゃ。2週間のご無沙汰だったの。元気にしておったか? 今回も読書で得た学びを配信するぞ。起業家や起業を目指すお主の一助となれば幸いじゃ。

第4回は、『戦略的グズ克服術 ナウ・ハビット』(ネイル・A・フィオーレ著、河出書房新社)をご紹介しよう。

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夏休みの宿題は、ギリギリまでやらない。下手すると、2学期の提出日を迎えてもやっていない。先生のPUSHをのらりくらりとかわし、そのままウヤムヤになることも度々…。

な~んだ。宿題なんて出さなくても大丈夫じゃん!」。そんなオイシイ思いを経験してしまったら、“先延ばし野郎(Procrastinator・プロクラスティネイター)”へと成長するのは、必定と言えるじゃろう。『戦略的グズ克服術 ナウ・ハビット』は、そんなワシ、そして、「俺も(私も)宿題はギリギリまでやらなかったなぁ」というお主にピッタリの1冊じゃ。

同書は、1989年にアメリカで出版された時間管理術の名著といわれる一冊じゃ。日本では2008年になって、ようやく待望の翻訳が出た。にもかかわらず、あまり話題にならなかったのは、邦題の戦略的グズ克服術がいまひとつピンとこなかったからじゃろうな。惜しい。実に残念じゃ。

原題“The Now Habit”に沿って、たとえば素直に“今やる習慣”とかにしておけば良かったんではないかの。まあ、邦題がいくら残念でも、中身には一切関係ないから、賢明なお主らはぜひ手に取ってもらいたいものじゃ。

戦略的グズ克服術 ナウ・ハビット』を読んで、ワシに強く響いたのは、大きく3つある。まずひとつは、“HOW TO TALK TO YOURSELF(どのように自分自身に語りかけるか)”じゃ。

自分自身への語りかけが物心両面に大きな影響を及ぼすのは、他のビジネス書でもよく述べられていることじゃが、本書では、“好ましくない語りかけ方(=自身を先延ばしに追い込んでしまう語りかけ)”とともに、“それらをどのような表現に置き換えれば、先延ばしを回避できるのか”が具体的に書かれており、即効性が期待できるぞ。

たとえば、“I must finish(終わらせなきゃ)”を“When I can start?(いつ手をつけようか?)”に、“I have to(しなくちゃ)”を“I choose to(やる方向で)”といった具合じゃ。実際にこれらの置き換えをやってみると、今まで仕事に支配されていた自分から、仕事をコントロールする自分へと、あっさり変身できるはずじゃ。ワシがそうじゃったんだから間違いないぞ。(後編に続く)

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