武井 由美子 
 武井 由美子
 (yumikotakei)

会社に依存しない人のPR活用講座【第4回】プレスリリースはいきなり書かない

このエントリーをはてなブックマークに追加

こんにちは。
PRコンサルタントの武井由美子です。

ニュース性のあるネタがあり、熱すぎるくらいの想いもある。ならば、それをプレスリリースにしてみましょう・・・と結構さらっと言ってみましたが、初心者にとってはそんなに簡単じゃないって分かっています。


■新聞記事をお手本にしよう

まず取り組んでもらいたいのは、プレスリリースの書き方を学ぶことではなく、独立系起業家の参考になる記事がたくさん載っている、新聞の地域面をチェックすること。改めて読んでみると、自分たちとそう変わらない普通の人たちが紹介されていることに気づくはず。記事を読むことで、自分自身が記事化されたイメージがしやすくなります。

また新聞記事には、タイトル、キャッチコピー、リード文(リリースの内容を要約した文章)、5W2H(いつ・どこで・誰が・何を・なぜ・どのようにして・いくらで)など、プレスリリースに必要な要素が全て網羅されているうえに、簡潔で読みやすいという特徴があります。リリースを書くためのお手本としてはこれ以上ないくらい。

おすすめは、自分のネタを当てはめられそうな記事を探して、それに自分のネタを当てはめて書いてみることです。いきなりプレスリリースから始めると、あれもこれもと書きたくなるし、よけいな修飾語もドンドン増えて、何を伝えたいのか分からないダラダラとした文章になりがち。でも、まず記事に当てはめていくことで、もれなく必要な要素が入ったシンプルで客観的な文章になるんですね。

ちなみにプレスリリースでは、客観的に伝えるというのがとっても大事。 よく知合いの記者さんが「リリースは山ほど届くけど、ほとんどが売り込みで読む気がしない」とぼやいていますが、ほとんどが客観性を欠いたセールスレターやチラシもどきなのだそう。中には、セールスレターをただコピペしただけのリリースもあるとか(苦笑)

GN165_L

■記事をリリースに変換する

記事が書けたら、それにさらに熱い想いを注入してプレスリリースに直して書きましょう。先ほどもお伝えしたように、プレスリリースの構成は新聞記事とほぼ同じです。

たとえば、
「○○のサービスを提供するのは、○○市内で○○を経営する○○○○さん」
記事がこんな感じなら、
「○○(所在:○○市、代表:○○○○)は、○○のサービスの提供を始めました」
プレスリリースはこんな感じにすればいいだけ。

でも、敢えてそのままにして記事風リリースとしも構いません。記者によって好みは分かれますが、地方の地域面では記事風リリースの採用率が高く、ほぼそのまま記事になることもあります。なぜなら、365日地元ネタ集めに忙しく走り回っている記者にとっては、ほとんど手を入れずに済む記事風リリースはありがたい存在だから。

こうしたら相手が助かるんじゃないかな?とか、喜ばれるんじゃないかな?と想像する、相手が求めていることをするというお付き合いの基本は、こんなところでも活きてきます。

まずは近所の図書館へ行って、新聞の地域面をじっくり読んでみることから始めましょう!

 

 このエントリーをはてなブックマークに追加
                       
< このカテゴリの前の記事
    
HOME│      このカテゴリの次の記事 >