長老先生 
 長老先生
 (ChoroSensei)

チョロ先生のお役立ちコラム【第7回】ロードショーの均一料金ってどうなのよ?というお話

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長老先生じゃ。元気にしておったか?
相変わらず暑いのお。老躯には本当にこたえる。涼しいところに行きたいぞ。

というわけで、ワシは映画を見るのが好きなんじゃが、常々不満に思っていることがある。ズバリ、それは料金じゃ。大人1人1,800円というのは高過ぎる。そうは思わんか?

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だいたい、どこの映画館に行っても、どんな映画を見ても1,800円という横並びの料金設定が納得できん。決まりでもあるのか。いや、おそらく、慣例じゃろうな。

ま、映画館側もそれなりに危機感を持っているようじゃ。その証拠に、たとえば近頃は「夫婦50割引」なるサービスを設定しておる映画館が多いな。夫婦どちらかがオーバー50なら2人で2,000円になるという、素晴らしいサービスじゃ。1人で1,800円取られるなら、そりゃ夫婦2人で行くじゃろ。問題は、見たい映画が夫婦でなかなか一致しないことじゃ。世の中、なかなか上手くいかないのぉ…。

ん? 「長老には“シニア割引”があるでしょ?」じゃと? この無礼者め。わしゃ、こう見えてもまだアラフィフなのじゃ。シニア割引の対象になる60はまだ先じゃ。よく覚えておくように。

ま、ワシの年のことはともかく、料金に対する不満の声は少なくないのじゃろ。映画館側でもいろいろ考えているようじゃ。たとえば、大阪でシネコンを運営している近鉄グループのきんえい。500円で会員になれば、平日に限り1,000円で鑑賞できるサービスを昨年から実施しておる。比較的時間の自由がきくフリーなワシにはありがたいサービスじゃな。なにより、1人でも1,000円で見られるのが素晴らしいのぉ。

また、きんえいでは、同じ時期に座席予約のシステムも変更したぞ。映画館の座席予約は、予約時にクレジットカードなどでの決済を求められるのが一般的。しかし、同社は決済なしでの予約を可能にしたのじゃ。

双方のサービスとも、ホテルマンから転じた社長のアイデアじゃ。なるほど、客室の稼働率を上げるために値下げしたり、決済なしで予約を取る手法は、ホテル業界では当たり前。それを映画館経営に当てはめてみたわけじゃな。果たして、社長の目論見は大当たり。客数は3割、興行収入も2割アップしたそうじゃ。

まずは慣例やら通例を疑ってみること。これが大切じゃ。「ウチの映画館は駅からちょっと遠いから少し安めに」という経営的判断があったり、あるいは目利きの館長が「この作品は地味だけど素晴らしい。たくさんの人に見てもらいたいから1,000円にしよう」とか、いろいろな料金があってもいいはずじゃろ。映画好きとして、きんえいのような映画館の頑張りは、大いに応援したいな。全国に増えてほしいもんじゃの。

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