梅津ミスズ 
 梅津ミスズ
 (misuzuumedu)

子育てママの起業ブログ【第6回】出産・子育てに備えて起業する「ベビ待ち起業」(3)

このエントリーをはてなブックマークに追加

こんにちは。
フリーランスのグラフィックデザイナー、梅津ミスズです。
本業のかたわら、女性の起業と事業支援を行っています。

今回は前回に引き続き、「ベビ待(ま)ち起業」についてお伝えします。小野道あゆむ(おのみちあゆむ・仮名)さんの体験談第3弾です。流産が原因で会社から解雇を言い渡され、戦わない道を選んだ彼女のその後は…? ※前回はこちら→【第5回】


心機一転、起業スクールに通学

梅津:解雇予告手当が振り込まれていて、よかったですね。

小野道:それをあてにしていたわけではないんですが、起業スクールに通うための資金になりました。会社に勤めながら日曜日に通おうと申し込んでいたところ、期せずして自由の身で通うことができました。

梅津:週に1日とはいえ、事業計画を練ったり人脈を作ったりと、なにかと忙しいですよね。

小野道:はい。3カ月間の講座の間に、いろいろなセミナーや起業イベントに参加しました。スクールの仲間と自主的に集まって、ブレストしながらお互いの事業計画をブラッシュアップしていきました。

FB138_L

梅津:営業職を活かしての起業って、どのような事業内容だったんですか?

小野道:特定の商品を売るのではなく、自分のアイデアや誰かの技術を営業販売しようと考えました。スクールの講座で講師の方に「それは飛び込み営業をするの?」と尋ねられて、「あ、それは違うな」と思いました。いわゆる「売り込み」ではなく、「なにかお困りごとがございましたら、ご連絡ください」というスタイルで行こうと決めました。

梅津:問題解決型の営業ですね。

小野道:前職で「提案型営業コンテスト」がありまして。“チームごとに新規や既存のお客様向けに新しく営業をしよう”というイベントでした。そこで唯一、私の企画が採用されたことが、今の仕事の原点になりました。提案型からさらにお客様に寄り添うように「問題解決型」にシフトしていったわけです。

梅津:小野道さんが企画された、富裕層向けの出張パソコンレッスンは、その特徴が出ていますよね。

小野道:知人から「パソコンを習いたい人がいるんだけど、教えてくれる人いないかな?」と相談を受けた時に、友人のエンジニアの顔が浮かびました。技術者でありながらコミュニケーション能力が高くて、その才能をどこかで発揮できたらと常々考えていたんです。

梅津:余談になりますが、私は最初のお客様と起業スクールで出会いました。会社の信用でなく、私個人を信頼してご依頼いただき、とても嬉しかったことを今も鮮明に思い出します。

小野道:スクールに通って、自分のこれまでとこれからを見つめ直すことができたことが、大きな財産となりました。

梅津:通学して実際に起業する人、軌道に乗る人は限られてくると思います。払った授業料を投資と考えて、何倍ものリターンを得るというところが、ビジネスのファーストステップかもしれません。(次回に続く)

<梅津 補足メモ>

◆スクールに通わなくてももちろん起業はできますが、短期集中でノウハウを習得するのもひとつの手です。
◆ひとつの出会いがビジネスに発展するケースも。自分のセールスポイントを整理しておきましょう。
◆投資額を回収する手腕も経営センスのひとつ。受講料をムダにしないようにしっかり通いましょう。途中で通わなくなってしまう人もいます…。

 このエントリーをはてなブックマークに追加
                       
< このカテゴリの前の記事
    
HOME│      このカテゴリの次の記事 >