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 (misuzuumedu)

子育てママの起業ブログ 【第7回】出産・子育てに備えて起業する「ベビ待ち起業」(4)

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こんにちは。

フリーランスのグラフィックデザイナー、梅津ミスズです。
本業のかたわら、女性の起業と事業支援を行っています。

今回も前回に引き続き、「ベビ待(ま)ち起業」についてお伝えします。小野道あゆむ(おのみちあゆむ・仮名)さんの体験談第4弾です。退職後、起業への第一歩を踏み出した小野道さんに新たな問題が…。 前回はこちら→【第6回】



子供も仕事も諦めない「ベビ待ち起業」

小野道:起業スクールを卒業して間もなく頃と、その3カ月後にまた流産をしてしまいました。お医者さんからの指導をきちんと受けていたことと、無理なく仕事をしていたので思い当たることがなく、原因を調べてみることにしました。

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梅津:子供ができづらいのが不妊症だとすると、小野道さんの場合は妊娠しても継続が難しい「不育症」の疑いになりますね。


小野道:検査にはステップがいくつかあって、複雑な検査をするほど日数や費用がかかるとのことでした。まずは簡易的な血液検査を受けました。結果は「特に問題なし」でした。

梅津:流産というのは原因がわからないそうですね。一定の割合で起きてしまうという…。

小野道:原因究明をするよりは、気持ちを切り替えて次に進んだ方がいいと聞いたことがあります。とは言え、ポジティブな性格の私でさえ、もう一生子供を持つことができないかもしれないと悲観していました。夫と「子供がいなくても、仲良く暮らしていこうね」と話し合いました。実は、密かに里親制度を調べたことも…。

梅津:それでもチャレンジしたのには、どんな心境の変化が?

小野道:私が「実は流産して…」と話すと「実は私も2回」「うちの奥さんも」と似た体験を話し始める方が何人かいらっしゃいました。それぞれお子さんがいらっしゃるので「まだ諦めるには早いかな!」と希望を持ち始めました。

梅津:そういった話題は、なかなか表立って出てこないものですよね。不妊症の治療の場合は、会社に勤めながらでは精神と体力的にきつく、辞めてしまうと費用の面で苦しくなると聞きました。

小野道:もし不育症の治療をするなら、費用のために再就職することも視野に入れながら、ストレスのない環境を作るために自宅で事業を始めました。ウエブサイトも会社案内もなく、営業ツールと言えるものは名刺ひとつとブログだけのスタートでした。

梅津: 私もウエブサイトを持っていないんです。あったら便利かなと思うものの、問い合わせが増えて対応できるか心配で。

小野道:そうなんですよね。妊娠できたときに仕事量をセーブできるのか、その先の育児中に仕事に追われないかを想像して、ゆっくりペースで続けていました。

梅津:妊娠を希望しているベビ待(ま)ちさんにも、育児中のベビ持(も)ちさんにも、起業というスタイルは合っていますね。

<梅津 補足メモ>

◆ストレスがなくなった途端、子宝に恵まれるという話をよく耳にします。不安や不満、生活習慣を変えてみるとよさそうです。
◆出産後は家事育児に専念する専業主婦希望の方にも、仕事のブランクを作らない「マイペース起業」はおすすめです。子供の手が離れた時の再就職時に、大きな支えになります。
◆出産・育児だけでなく、将来おとずれるかもしれない介護に備えて、仕事と両立できる自分のビジネスを持ってもいいかもしれません。
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