菅原茂夫 
 菅原茂夫
 (shigeosugawara)

英動詞で鍛える起業力【第10回】apologize:謝る

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こんにちは。年中夢求の税理士・中小企業診断士の菅原です。

私は「年中夢求」をモットーとして、これからビジネスを始めたい!という方向けに起業支援や資金調達支援を行っています。特にスタートアップ時の資金調達支援ということで、日本政策金融公庫からの資金調達に特化し、これまで数百人の方の資金調達支援を行ってきました。

このブログでは、起業時に日本政策金融公庫から短期間かつ高い確率で資金調達できるようなさまざまなノウハウだけでなく、私が税理士・中小企業診断士として数多くの中小企業経営者とお話をさせて頂いた中から、経営者を目指す皆さんに知っておいて頂きたいことを毎回、一つの英動詞をキーワードとして、お伝えしていきたいと思っています。


第10回目はapologizeです。

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apologizeとは「謝る」という意味に訳されます。
ここでは「謝罪する」という意味ではなく単純に「頭を下げる」というお話にします。

起業するときの準備って、「経験」という準備と「自己資金」という準備の二つがあります。成功するには両方を備えていなければいけないんですが、

「一日でも早く独立・起業したい!」

との想いが先走って、片手落ち(特に自己資金が不足)の状態で、見切り発車する方って結構珍しくありません。なので、案の定、自己資金が足りないので金融機関からの融資を希望される方が多いです。

そういう方に対して、このような質問をしています。

「ご家族から援助してもらうことはできないんですか?」

こう尋ねると、「家族に頭を下げたくない」という方も結構いらっしゃいます。比較的、女性よりも男性、年配の方よりも若い方に多く見られがちです。

経済的な理由で援助を得られないのでしたら仕方のないことですが、大半は単純にプライド、というか意地の問題です。プライド、大いに結構です。「家族の援助なんて必要ない!自分の力だけでやってやるんだ!」なんて鼻息の荒さだって必要です。

しかし、このような仕事をしていますと、無条件に背中を押すことはできません。
このような鼻息の荒い方にはこう言うようにしています。

「起業してからはどんなに理不尽なことでも赤の他人に頭を下げなければならない場面がいくらでも出てきます。たかだか(といっては言い過ぎな面もありますが)資金援助で家族に頭を下げられないような人が本当にそのような場面で頭を下げられるんですか?」

この言葉で大抵の方は我に帰り、再検討されることが多いです。

家族は最大の理解者であり、最後まで皆さんの味方です。変なプライドは捨てて、協力を仰いでください。もし、どうしてもという方、自分が親で、自分の子が同じシチュエーションだった時に手を貸しますか、貸しませんか? おそらく手を貸すと思います。「親の心、子知らず」とはよく言ったものですね。

 

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