榎本 あつし 
 榎本 あつし
 (atsushienomoto)

あなたを成功へと導く資格起業のルール 【第7回】「アドバイス」のルール:正しいけれども価値のない話

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こんにちは。
人事労務コンサルタントの榎本あつしです。 

8月25日に今年の社会保険労務士試験が行われました。
合格発表日は11月8日とのことです。

合格して、これから独立開業を目指す方もいることと思います。
そのような方が一番不安に思っていることが、

「独立して食べていけるの?」

ということではないでしょうか(趣味でやる人は別として)。

さて、この社労士試験、そしてその合格発表にあわせて、資格学校や大手の社労士事務所などで「開業セミナー」なるものが開催されます。

そして、そのような場で出てくる質問で多いのも、やはり「独立して食べていけるの?」なんですね。

で、これに対しての回答の多くは、

「その人次第です」
「食べていける人もいますし、食べていけない人もいます」
「あなたがどこまで頑張れるかです」

なんて言葉がたくさん舞うわけです。

正しいです。
確かに正しいのですが、価値のない回答です。

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「独立して食べていけるの?」という質問をする人だって、そんなことは分かっているわけです。

求めているのは、そのような回答ではなく、比較的成功している人はどうして食べていけるのか、ダメだった人にはどんな共通点があるのか。そのようなことをアドバイスして、初めて満足してもらえるのではないでしょうか。

これは開業のアドバイスだけの話ではなく、いろいろなシーンで見られます。

「この地方出身の人は、こんな傾向があるよね。」
「いや、そうでない人もいる。」

「これだけ準備していれば、大丈夫かな?」
「やってみないと分からない。」

質問する側の立場になってみたらどう感じるでしょうか?

これらは開業してからも気を付けておきたい点です。

顧問先のお客様から、たくさん質問が来ます。
それに対して、法律一辺倒の回答をしてしまう人。
「状況次第ですね」というような回答をしてしまう人。
「どうなるかはわからない」という回答をしてしまう人。

相手にとっては「この人、聞きたいことに答えてはくれないのだな…」という印象になってしまうことでしょう。

相手が何を求めているのか、そこをしっかり掴んだ上で、回答出来る能力を身に付けておくと、武器になって行きます。

開業セミナーで、もしたくさんの先輩方が「正しいけれども価値のない回答」をするようでしたら、独立開業したばかりのあなたにもチャンスがあるということかもしれません。

お客様のニーズをしっかりつかみ、求めていることに応えられるアドバイスを送れるようになりましょう。


最後に。
独立開業して食べられるか食べられないかという質問、私はいつもこのように回答させていただいています。

他の一般的な業種での仕事に比べたら、食べていける確率は圧倒的に高いです。
国家資格の後ろ盾は、以前ほどではないですがまだまだ信頼があります。
初期投資が必要ないのも大きな点です。
ただし、初期投資がない分回収も遅いので、生活費となる手元資金がある程度必要です。
それで食べていける確率が高まります。

あとは、先生であるためか、「正しいけれど価値のないアドバイス」をする人が多いです。
ダメな人はこのような人が多いです。
相手のニーズをつかんで、回答できる能力を身に付けましょう。
きっと顧客から信頼がもらえると思います。

頑張ってくださいね!


最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回もお楽しみに。

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