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 (misuzuumedu)

子育てママの起業ブログ 【第10回】出産・子育てに備えて起業する「ベビ待ち起業」(7)

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こんにちは。

フリーランスのグラフィックデザイナー、梅津ミスズです。
本業のかたわら、女性の起業支援と事業支援を行っています。

今回は「ベビ待(ま)ち起業」の最終回。小野道あゆむ(おのみちあゆむ・仮名)さんの体験談第7弾です。産院にはパソコンを持ち込めず、ちょっと不安な小野道さんでしたが…。 ※前回はこちら→【第9回】


入院中も営業の血が騒ぐ? 出産体験の売り込み先を考える

小野道:破水してそのまま出産となりました。第一子ですが、分娩室に入ったのは3度目のことでした。2度目は産院見学の時。1度目は流産の手術の時でした。

梅津:さまざまな感情が、入り交じりそうですね。

小野道:産後に産院から受け取る「赤ちゃんのお世話グッズ 」が入ったバッグが、分娩室の棚に置いてあるんですよ。「やっとここまで来れた」という安堵があり、「今度こそ、これを手に入れるぞ」とじっと睨んでいました。

梅津:出産は、人の数だけドラマがあるんだなって思います。

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小野道:出産にまつわる体験を、形にして企業などに売ることはできないかなと入院中に考えていました。流産した時はどん底まで落ち込みましたが、保険が下りて手術の自己負担額がなくなったことでとても助かりました。保険屋さんにご提案できるエピソードになりそうです。
 ほかに「あればいいなあ」と思ったサービスに「新米ママのための母親学級」です。産前の母親学級は行政が開催しているものがありますが、産後はなかなかありません。 それなら民間でやってみようかと、ある企業さんにご協力いただいて企画が進行中です。

梅津:その教室、ぜひ参加したいです。ベビー用品ひとつとっても「これは必要? それとも不要?」って悩んだりします。
 ほかにも子供のことで「こんな時どうしたらいい?」っていうのが、ちょくちょくあります。病気だったら小児科に行くんですが、ちょっとしたことだと、どこに相談したらいいかわからない…。

小野道:私は子供が1歳になるまで、SNSの子育て質問コミュニティをよく利用していました。張り付いていたと言ってもいいぐらい(笑)。身近な人だと聞きづらかったり、子供が大きくて情報が古かったりするので、オンライン上で情報交換していました。すぐに欲しかった情報が届いて、お返しに自分が答えられる質問があれば、すぐ回答して。これをリアルな場でやってみたいんです。

梅津:人と人が会うということが、今とっても貴重なものになっていますよね。また、対面にすることでブログやSNSには書きづらい「ここだけの話」もすることができます。

小野道:そうなんです。赤ちゃん用品店や雑誌の「出産準備リスト」を全部用意していたら、気持ち的にも経済的にも苦しくなってきます。「小さめベビちゃんにはこれがおすすめ」「うちはこれは使わなかったけど、友達はめちゃくちゃ活用していた」みたいな情報交換ができたらと考えています。

梅津:小野道さん、貴重なお話をありがとうございました!


<ベビ待ち起業のポイント>
□「特殊な体験」「困っていること」はビジネスのタネ
□個人で限界を感じるときは、企業との協業も視野に入れる
□ネット上のサービスが充実している中、あえて対面のサービスを提供してみるのも手

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