平沢純一 
 平沢純一
 (junichihirasawa)

【元ニート、起業したんだってよ】 仕事をつくりだす仕事

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僕はルービックハウスという池袋にあるコワーキングスペースを運営していますが、

2年前とは違い、いまやコワーキングスペースという言葉はフリーランスやノマドワーカーを中心に多少認知を得たと思っています。

現在、コワーキングスペースは日本国内で数百ほどあるようです。
随分、曖昧な数を示してしまいましたが、そもそもコワーキングスペースの定義もカタチも定まっていないため、仕方がないということにしておいてください。


ところで、
コワーキングスペースが急速に増えた背景には、東日本大震災が影響しているのではないかと個人的に感じています。

日常では、ほとんど意識することのない「死」というものを、差はあれど、多くの人が意識せざるを得ない事態だったのではないでしょうか。

誰でも、断続的に、「どんな生き方をしたいのか」と考えているハズです。
根幹を揺るがされる体験を通して、いままで水面下で葛藤していたものがタイミングを得て、各々、様々なカタチで表面化されたのではないかと思います。


そのうちのひとつに、コワーキングスペースの急増があるのではないか、と考えたわけです。

といっても、本題ではないので詳しくは書きませんが、
雇われない自分らしいはたらき方をしたいと考えていた人たちの一部が行動に移した
ということだと思います。

社会の成熟やITの発達を背景に、マクロ的に見ても自分らしいはたらき方を求めるのは時代の流れではないでしょうか。

屋外カフェ

一方で、時を経て、僕自身コワーキングスペースを運営しながら、「自分らしいはたらき方」と「現実」とのギャップを痛感しています。

 ※「自分らしいはたらき方」って、一体何さ?という疑問もあるかもしれませんが、
  ここでは「雇われないはたらき方」くらいに考えてください。

個人レベルで活動していると、ある程度スキルが高くても、望む仕事を継続的に獲得していくのはなかなか難しいものです。
自分もそうですし、出会った人たちの中でも、望むはたらき方と現実との狭間でもがいている人は少なくありません。

・自分の好きなことを如何に仕事にしていくのか

・自分の持っているスキルで如何にやりたいように稼いでいくか

・自分が計画しているサービスを如何にマネタイズしていくのか

多少違いはあれど、他でもない、お金の話が現実的についてまわるわけですが、
多くの人は、やりたいこととは別の仕事をしたり、理想とは違うはたらき方をしながらも、完全独立に向けて時間や金銭を投じているのではないかというのが実感です。


そこで、コワーキングスペースのひとつの役割として「仕事をつくりだす」ということが、ひょっこりと顔を出してくるのです。

今では、電源やWi-Fiを兼ね備えたカフェや設備の整ったスペースはそこかしこに増えてきていますし、そう遠くないうちに当たり前になりそうな雰囲気バリバリです。
ただの場所貸しでは、1年後に価値がなくなるかもしれません。

というような背景もあり、
コワーキングスペースで仕事をつくりだし、そこに集まる人たちでこなすことができればオモシロいのではないか、と考えるにいたりました。


実は、以前から少しずつ取り組んではいて、多くの課題が見えてきています。

まだまだ力不足であることは重々承知の上ですし、
どれだけ協力してくれる人がいるか分かりませんが、
「自分らしいはたらき方」の小さな土台として貢献するためにも、
引き続き挑戦していく所存です。


珈琲

最近の挑戦的な取り組みとしては、
何をやるかも決まっていないところから始まったアプリ開発


マーケター、エンジニア、デザイナーの3人で開発することになったのですが、

お互いの共通点(共通の興味)を探すという途方もないところからのスタートで、
どうなることかと不安な面もありました。

密にコミュニケーションをとったことと、メンバーの相性が良かったこともあり、
お互い本業を抱えながらも、幸い約2ヶ月でアプリのリリースまでこぎつけることができました。


まだ十分なマネタイズの段階には到達できていませんが、
ひとつの小さな成果だと思っています。

やわらかこけし
開発したのは、Android版のストレス解消アプリ。
見た目はちょっと怪しいのですが、いたってマジメに開発しました。
 ※ストレス解消アプリ『やわらかこけし』
 ※ノマドワーカー御用達のウェブサイト『電源カフェ』にも掲載していただきました


もちろん、あーでもないこーでもないと言い合いながら創りだすことも大変なのですが、

それ以上に高い壁となるのが、今後の課題でもある、「つくりだしたものを如何にマネタイズしていくか」ということです。正直、開発系はこれができるかどうか。

商品やサービスを開発する、受託をする、既存のモノを売る等、
仕事をつくりだす手段はいくつもあると思いますが、
いずれにせよ、自分らしいはたらき方を目指す人たちの土台をつくっていくことは、
僕にとってはとてもハードルが高いことです。


現状として、まだまだ達成できていないのが歯がゆいところでありますが、
まだまだあきらめず、
「仕事をつくりだす仕事」に挑戦していきたいと思っています。

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