天野 暢子 
 天野 暢子
 (nobukoamano)

プレゼン・コンシェルジュの「伝え方教室」【第15回】売れないチラシの3要素

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先日とんでもないチラシに出くわしたプレゼン・コンシェルジュ、天野暢子です。
カッコよくデザインして上等な紙に印刷しても、これじゃあ売れるわけがないと、あきれた上に立腹してしまった件をご紹介します。


■プレゼンのプロでもやってしまうミス
私は時折同業者のセミナーに参加します。つまり、プレゼンテーションを教えている先生のセミナーです。最新のプレゼン手法や指導法も学びたいですし、時には受講生の側も体験しないと感覚がズレてしまうからです。

ある時は都内で、大阪の先生によるセミナーが開催されました。配布資料には今後開かれるセミナーの告知チラシが入っており、本編が終わった後で、担当者から簡単な説明もありました。

資料を取り出してどれどれ…と読んでいたら、致命傷を見つけてしまいました。なんと連絡先が全く入ってないのです。


■“申し込めない”セミナーチラシ
チラシ自体はデザインソフトで作ったと思われる、かっこよく、しっかりしたものです。

「場所:新宿本校」とあり、東京のスクールであることは推測できますが、学校名の記載がありません。と、同時に、電話番号、メールアドレス、ホームページURL等の連絡先もありません。かろうじて、受講料は掲載されていました。

プレゼン専門業者が作ってもこういう事態が

プレゼン専門業者が作ってもこういう事態が

けれども、仮に受講してみたいと思っても、連絡先がなくては学校を探しようもなければ、申し込むこともできません。

プレゼン専業のプロが作ってもこういうことが起きているのが現状です。できてない会社があまりに多いので、当たり前のことをやっている会社が認められるわけです。

色やデザイン、紙質など凝って作っても、売れないのでは全く意味がありません。チラシは商品やサービスを売るために作って配るのですから。


■「いつ」「いくら」「どこ」
つまり、いくら見た目を頑張っても、「いつ」「いくら」「どこ」、この3つの情報が入ってないチラシでモノを売ることは絶対にできないのです。

●いつ
(例)
イベント:12月24日 午後7時~
発売日:土日限定

●いくら
(例)
1つ 500円
男性 7,000円
※価格は無料(=0円)であっても「参加無料」などと明記してください

●どこ
(例)
懇親会:銀座三越裏 しゃぶしゃぶ「安芸茶屋」
主催会社:イー・プレゼン

「いいど」と覚えてください。

さらには、連絡先として、「住所」、「交通」、「電話番号」、「メールアドレス」、「URL」、当日連絡がつく「携帯電話番号」などの情報を加えます。最近は、twitter、facebook、LINE等のアカウントを表示しておくことも多いですね。

デザイン等は二の次で大丈夫です。
まずはこの3が入っているか、必ず確認して売るべきモノを売っていきましょう。

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