天野 暢子 
 天野 暢子
 (nobukoamano)

プレゼン・コンシェルジュの「伝え方教室」|【第22回】LINEで仕事を頼むな

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バリバリの昭和生まれ、プレゼン・コンシェルジュ、天野暢子です。
アナログ人間ではないはずですが、昭和のマナーは引きずっています。今回は昭和女がこだわる連絡のマナーについてお話しします。


連絡手段でその人のマナーが分かる

 

SNSロゴ

SNSは便利だが使い方は慎重に

もともとメカに弱い私ですが、新しい電化製品やシステムは積極的に使うようにしています。スマホやiPadを使い始めたのは同世代女性の中ではかなり早かったはずですし、mixi、twitter、facebookなどのSNSを使い始めたのもかなり早い方でした。

これらを使いながら、技術の進歩にともなってマナーも変化するものだということは肌で感じていますが、”それはないだろう”と思うような場面にも遭遇します。

仕事の連絡、納品などをSNSでしてくる人です。
SNSは名前さえ分かればメールアドレスを知らなくても連絡が取れるという利点があります。特にfacebookは実名制度のため、名前は一方的に存じ上げてはいるものの、どこに連絡すればいいか分からない方には、まずfacebookにメッセージを差し上げて「どちらにご連絡すればいいでしょうか」と尋ねることはあります。

けれども、そこでいきなり仕事の依頼や原稿・写真などの受け渡しをすることはありません。
学生などfacebookや携帯のアドレスに頼み事の連絡をしてくるので、「名刺やホームページに書いてあるアドレスにメールか電話してください」とお願いしています。

 

連絡手段であなたが判断される

 

LINEの画面

まだ業務連絡をLINEでやる世の中ではない

最も新しいツールはスマホのLINEでしょうか。
特に連絡先を交換しなくても自分の携帯に連絡先が登録されていたり、一度でも通信した相手には双方に名前が表示されます。

ある時は、生保レディからいきなり「今月の口座引き落としですが…」とLINEで連絡が届きました。生命保険の担当者は仕事柄個人情報を何から何まで把握しています。携帯番号も知っているからLINEの連絡先が分かるのです。

私はSNS一般がすべて”お遊びツール”という認識です。
金銭も関わるような連絡をお遊びツールでしてくるようなビジネスマナーを備えていない人とは付き合いたくないのです。

「あなたは家の固定電話も携帯のアドレスもすべてご存じなので、LINEなんかで業務連絡してこないでください」と、きっぱり断りました。

 

連絡先を登録する手間を惜しまない


SNS経由で連絡する人が多いのはお手軽だからでしょう。名刺交換して相手の住所、電話番号、メールアドレスなどの連絡先を知っていても、住所を書かなくても連絡がつく、番号をプッシュしなくても通話できる、アドレスを入力しなくてもメッセージが届きますから。

手軽だからSNSで連絡を取るというのは手法の一つです。けれども、あなたが社会人ならここが勝負の分かれ目です。

面倒でも名刺を見ながらメーラーにメールアドレスを入力して登録する。「山田太郎」さんなら太郎の後ろに「様」をつけて「山田太郎様」と表示されるようにしてから、メールを出します。

特に学生からは(お世話になった方に)「お礼メールを出したほうがいいんでしょうか」という質問を受けますが、お礼はメールとは決まっていません。郵便で出せば効果も倍増です。

私の「伝え方教室」で連絡手段についてお話しするわけ、それは便利でない方法で伝えれば多くのメッセージの中から注目される
すると、相手に誠意が伝わる。自分が持つビジネスマナーやスキルがさりげなくアピールできるからです。
それができない、つまりLINEで何でもかんでも連絡を取るような人は高校生レベルだと思われても仕方ないということです。連絡手段は注意して使い分けていきましょう。


 

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