天野 暢子 
 天野 暢子
 (nobukoamano)

プレゼン・コンシェルジュの「伝え方教室」|【第23回】ブログはじめました?

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前回のLINEに続き、あきれた連絡をもらうたび、がっくりを通り越して、激怒しているプレゼン・コンシェルジュ、天野暢子です。みなさん「伝える」ことの本質を今一度、考えてみましょう。


読むことができないブログ


先日、ある封書を受け取りました。郵便ではなく、宅配会社のメール便です。ある企業からのものです。資料請求をしたので、それ以来、月に1回程度DMが届くようになりました。

URLの記載がないチラシ

ブログにたどり着けないDM

中には2種類のお知らせが入っていました。1つは無料体験会のチラシ、もう1つはブログ開始のお知らせです。
ブログの方は大きく「ブログはじめました」と書いてあります。どんな情報を伝えていくか、配信頻度などは書いてあるのですが、

肝心の URLの記載 がない。

せめて、ブログ名があれば、名前で、検索して探し出すこともできなくはありませんが、両方とも記載がないのではブログを読むことはできません。

 

その資料を作る本当の目的は?


封筒に入って届いたのでどういう会社から送られてきたかはわかります。けれども検索エンジンで検索し、その会社のwebサイトを探し求めて、その中からブログを探すほど暇な方はそうそういないでしょう。

メール便も発送に郵便並みの80円はかかっているはずです。さらには封筒代、封入の人件費など最低でも1部100円以上をかけて、仕事をした気分になっているだけです。

このDMの目的は「ブログを始めたことを知らせる」。
それも正しいですが、本当の目的は「ブログを読んでもらう」。
そして、その先に「会社に親しみをもってもらい、商品を買ってもらう」があるはずです。

すると、絶対に伝えなければいけない情報は決まってきます。

 

意思決定につながる情報を必ず入れる


このように必須情報が抜け落ちた資料やツールがたくさんあります。

  • 講座の内容はぎっしり書いてあるのに、差出人のないカルチャー教室のはがきDM。
    (いつものDMと宛名ラベルから、あの教室だろうと推測がついた)
  • 商品の解説はぎっしり詰め込んであるのに社名のない製品リーフレット。
  • 効果やメリットはたくさん盛り込まれているのに、入会金や会費の記載がないスポーツクラブのチラシ。
  • 表紙に受験する大学名、学部名と「課題論文」とは書いてあるのに、受験番号、氏名のない入試小論文。

…これらは皆、受け取った相手が気に入ってもどうしようもない「0点資料」です。

出した側は

  • DMを出したのに、全く反応がない
  • チラシを作っても電話がかかってこない
  • 自信があったのに、なんで不合格だったんだろう

と考えているはずです。

  • これで、自分に連絡がつくか
  • 決めてもらうための情報は入っているか 

あなたが作っているその資料は出来上がった時点で周囲のどなたかに見てもらってください。自分でも見直してみましょう。


 

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