天野 暢子 
 天野 暢子
 (nobukoamano)

プレゼン・コンシェルジュの「伝え方教室」|【第25回】キャサリン妃のプレゼン

このエントリーをはてなブックマークに追加

 

ジョージ王子初の外遊となるウイリアム王子とキャサリン妃のニュースにくぎ付けのプレゼン・コンシェルジュ、天野暢子です。英国王室のファッションは常に世界中の注目の的ですね。

※以下画像は、筆者が自宅のテレビをスマホで撮影したもの


訪問国に合うファッションとは

 

キャサリン妃オーストラリア訪問

一瞬で好意を示すことができる洋服の色

情報番組ではキャサリン妃のファッションについて解説していました。

今回の訪問国はオーストラリアとニュージーランドです。

まずはオーストラリアのナショナル・カラーである黄色のワンピースを着用しています。
ナショナル・カラーとは国を象徴する色のことで、日本なら日の丸の白と赤がそれにあたります。

キャサリン妃ニュージーランド訪問

これだけ大きければ写真に写ってもよく分かる

ニュージーランドではシダの葉モチーフを胸につけていました。シダの葉もまた同国の象徴です。
日本に置き換えると、桜の花びらでしょうか。

古くはダイアナ妃も日本訪問の際、赤と白の水玉ワンピースを着用されたことも紹介されました。

 

 

 

色やモチーフで伝えること

 

訪問国びいきであることをアピール

訪問国びいきであることをアピール

そのほか、訪問国出身のデザイナーの服も選ぶようにしているとか。

これは英国王室が着用することにより、デザイナーが注目される。デザイナーは「英国王室御用達」のお墨付きをもらうことになり、洋服が売れるようになる。その結果、間接的にその国の経済を活性化させることにならからだそうです。

これらは訪問国に対する敬意の表れです。
平たく言えば、「相手によく思われたい」という気持ちから、服装に気を使っているわけです。

もちろん、キャサリン妃の一存では洋服やアクセサリーを選んだり、買ったりすることはできません。お付きの人の助言などもあって、こうしたファッションが選ばれているはずです。ということは、英国式のマナーとは相手の色や形を尊重するという文化があるのでしょう。

 

私たちにもできる敬意の表し方


日本人も「おもてなし」なら負けていないはずですが、英国式のアピールはできているでしょうか。

ある旅行会社幹部の方は、航空会社の担当でANAに行く時は紺色系、JALに行く時は赤系とネクタイを変えているそうです。外国のエアライン用に別の色も会社のロッカーにお持ちだとか。

ダイアナ妃の訪日

ダイアナ妃の訪日も英国式

私も三井住友銀行系系列のクライアントがあるので、そちらにうかがう時のために、緑と黄緑の洋服を持っています。
相手に気くばりをした訪問とはこういうことです。

何も「すべての色の洋服を買い揃えなさい」と言っているわけではありません。ブローチ、ピン、ペンなど小物でもOKです。色に配慮するだけで、相手から好感を持たれることは請け合いです。
逆に訪問先のライバル企業や敵国の色だけは避けるだけの配慮はしたいものです。


 

 このエントリーをはてなブックマークに追加
                       
< このカテゴリの前の記事
    
HOME│      このカテゴリの次の記事 >