天野 暢子 
 天野 暢子
 (nobukoamano)

プレゼン・コンシェルジュの「伝え方教室」|【第27回】mixiキーワード

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2014年になってからというもの、人の記憶に残る伝え方の研究に余念がないプレゼン・コンシェルジュ、天野暢子です。伝え方といっても5分も10分もかけてくどくど説明するのではなく、3秒で伝わる方法です。


あなたをひと言で表すと何?


知人にどうにもつかみどころのない男性がいます。
柔道は師範らしいし、HTMLのコーディングができるので専門学校で教えていた話も聞くし、花や農業に造詣が深いらしいし、FXもやっていて、和菓子にも明るい
…それなのに、今は無職。

これだけあれこれできるなら、どれか一つに絞れば、専門家として十分生活していけるはずです。なぜ、こんなにもブレまくっているのかよく分かりません。

その後に、私を1語で表すなら「プレゼン」、友人のさゆりさんなら「美容」だなあ、と考えていて、その彼には彼を表す1語がないと気づきました。

何でもいいのですが、1語で表現できる言葉がなければ、あなたを頼る人も、仕事を依頼してくる人もいませんよ。
“あれこれ手を出して、結局何もモノにできなかった人”というレッテルを貼られて終わりです。

 

唯一のキーワードを使える人になる


今はあまり活用していませんが、SNSにmixi(ミクシィ)というサービスがあります。ニックネームで、日記を書いたり、同じ趣味の人たちと情報交換するようなサイトです。

「mixiキーワード」選択画面

検索方法から「mixiキーワード検索」を選ぶ

ある時、「mixiキーワード」というサービスが始まりました。単語1つで相手を特定できるというものです。

その単語はメールアドレスのようにmixi内に唯一のもので、誰かとかぶることは決してありません。基本的には早い者勝ちでキーワードを押さえます。

当時の私はさっそく「プレゼン」で登録しました。「プレゼンテーション」より短くて伝えやすいと考えたからです。

mixiキーワードを入力する画面

キーワードを入力

そのサービスを知ったビアガーデン評論家の友人も、すぐに「ビアガーデン」を押さえました。

キーワードはどのように使うかというと、パーティーなどで知り合った人に、名刺がなくても、氏名を教えなくても「mixiで”プレゼン”と入力したら、私のページが出ます。そこに連絡してもらえますか」と伝えることができるのです。

mixiキーワードで検索された画面

本名を知らなくても該当ページがヒットする

 自己紹介で「プレゼンの鈴木です」「プレゼンの山田です」と自称することはできても、mixiにおいて「プレゼンの天野です」と言えるのは私ただ一人です。

これには少し裏技があって、「presen」や「プレぜん」、「プレゼン02」のように文字列を少し変えれば、登録は可能です。

 

「キーワード=あなた」となるジャンルを決める


いかがでしょうか。あなたにはmixiキーワードに登録できる1語はありますか。
サービス開始から4年も経過しているので、「バイク」「ワイン」「営業」のような一般名詞はすでに押さえられているはずです。

mixiキーワードは特殊な例ですが、あなたを表す1語は見つけ出したいものです。

  • 「ダイエットと言えば…伊藤さん」
  • 「木村くんと言えば…スノボ」
  • 「Excelの田中さん」

これくらいシンプルに記憶されることが大切です。
これこそが3秒プレゼンの真髄です。

「あれもできます」「これも好きです」では何でも屋さんになってしまい、結局冒頭の知人のように「あの人はつかみどころがない」で終わります。

自分の中の「一番好き」「一番得意」を決めて、秒速で伝えきってください。


 

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