天野 暢子 
 天野 暢子
 (nobukoamano)

プレゼン・コンシェルジュの「伝え方教室」|【第30回】プレゼンは封筒で勝負

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「会場でパワーポイントのスライドの前に立ってからがプレゼンじゃないのよ」と常々言っているプレゼン・コンシェルジュ天野暢子です。その意味とは…。


審査は封筒からスタートしている


プレゼンテーションというと、スライドが大映しになった舞台を、大げさな身振り手振りで歩き回ることだと考えている人がいます。それもプレゼンには違いありませんが、もっと地味なものがほとんどです。

企画の公募、デザインの公募などで、郵送で企画書やデザインなどを送るケースがありますね。これらもプレゼンの一種です。

それが全部開封して審査されていると思ったら大間違いです。あまりに常識からかけはなれた封筒は開封されることすらありません。

だって、爆発物や刃物でケガをしたくないですし、常識のない人と一緒に仕事はしたくないですから。主催者側は非常識な封筒を開ける義務などないのです。

開封しなかったことが応募者にバレないように、
「一次審査を通過した人のみご連絡します」
「応募書類は返却しません」
と、明記してあるはずです。

 

これが“はじかれる封筒”

 

書き方がなっていない封筒の例

右下に見えているのが差出人住所を横に貼った紙

公募ではありませんが、先日通販で頼んだ本の荷姿はひどいものでした。

  • 宛名シートは印刷したラベルでセロテープ貼り
    しかも斜めに曲がっている(この程度の曲がりで1度)

  • 切手が右下に何枚も貼ってある
    (本来は左上に1枚)

  • 郵便種別を表す「ゆうメール」が左下、ヨコ書きで斜めに書いてある
    (正しくは、左下にタテ書き。郵便局窓口ならスタンプあり)

  • 書籍であることを示す穴が上部に
    (正しくは背表紙を見せるためヨコ)

  • 差し出し人住所はラベルが横向きに貼られている

  • 封はガムテープ

私も仕事でいろんな封筒を受け取ってきましたが、こんなガタガタな封筒は初めてです。
1回ポッキリのこととは言え、こんな店からは二度と買いたくありません。

 

通る封筒の最低限のルール


封筒からあなたのビジネススキルと人柄が判断されています。この時点から「これができる人なら、仕事を任せても大丈夫」と安心してもらいましょう。

【オモテ】

  • 郵便番号はヨコ書き
  • 住所はタテ書き
  • 目立つように、マジックや筆ペンで太く
  • 「○○係」に出す場合は、「様」ではなく「御中」
  • 切手は左上になるべく少なく枚数で
    (記念切手なら、好感度アップ)
  • 左下には「○○応募書類 在中」と朱書きする

 

【ウラ】

  • 投函日を書く(平成26年7月○日)
  • 郵便番号はヨコ書き
  • 住所、氏名はタテ書き
  • 封は糊付けし、「〆」を書く

 

印字された封筒

直接印刷もできるのが封筒

いわゆるプレゼンテーションだけではありません。
履歴書を出す時のほか、ビジネスもプライベートも、郵便とはこのように送って、認められる社会人になってください。

 

 

 

 

 


 

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