天野 暢子 
 天野 暢子
 (nobukoamano)

プレゼン・コンシェルジュの「伝え方教室」|【第34回】交ぜ書きでは伝わらない

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先日、クリエイターだけのパーティーに参加してきた天野暢子です。最初から「名刺交換会」の時間も予定されていたので、多くの方と名刺交換をしてきました。


読めない名刺


クリエイターばかりですから、皆さん、工夫をこらした名刺を持参されていました。

ポートフォリオ

名刺サイズ・折りたたみ式のポートフォリオ

これはマネしたいなと思ったのは、名刺サイズのポートフォリオ(=実績集)です。

名刺サイズでは入れられる情報も限られるので、2面、3面と使って、折りたたみ形式になっています。
もらってもすぐ名刺入れにしまうことができて便利でした。

その逆に、こんな名刺をもらっても意味がないというものもありました。
文字が読めない名刺です。

 

日本人の名刺に英語?


その方の名刺は虫メガネを使っても読めないほど小さく、肩書が「DESIGNER」と入っていました。

この文字読めますか?
カタカナにすると「デザイナー」です。

ほかの部分が全部日本語なのに、なぜ肩書だけ英語か不思議です。
そのワケを聞いてみると
「名刺のデザイナーがこだわって、このレイアウトやフォントを譲ってくれなかったんです」と。

①漢字、②ひらがな、③カタカナ、④アルファベットを一緒に書くことを「交ぜ書き」と呼びます。

例えば、「売り上げUPのためのプロモーション」のような表現です。

その名刺をデザインした人は、肩書だけ英語にするのがカッコイイと思っているのでしょうね。
中にはカッコイイと思う人もいるかもしれませんが、読み方が分からず、意味も伝わらないのでは名刺に入っている意義がありません。

 

伝わる言語で伝える


名刺に限らず、英語を並べておけば、なんとなくカッコイイと考えている人は多いです。
それは日本に限ったことではありません。

アラビア語圏の人に韓国語、
中国語圏の人にミャンマー語、
そんな名刺やパンフレット、webサイトを作っても中身は何も伝わりません。

…と、ここまで言えばご理解いただけるかもしれませんが、多くの方が交ぜ書きをやってしまいます。

アルファベットで書いていいのは、社名などの固有名やメールアドレスや、webサイトのURLだけです。

名刺を渡す相手の9割以上が日本人という方は、住所などをアルファベット表記しても、混乱を招くのみでしょう。


 

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